はすれこ!メタレポート 2017年11月
お久しぶりです。
「コボルトと秘宝の迷宮」のリリース直前のタイミングではありますが、ハースストーン手動対戦結果記録ツールこと「はすれこ!」に登録された対戦データに基いて作成した、2017年11月のメタレポートをお送りします。
ユーザー数とマッチ数
10月中に対戦結果を登録したユーザー数:68
10月中に登録された対戦結果数:4654
ヒーロー使用率
11月はドルイドがプリーストよりも使用率でリードする結果になりましたが、その差はごくわずかで、ドルイド・プリースト・ローグの「凍てつく玉座の騎士団」環境トップの3クラスで半分を占める構造は変わりませんでした。
そして、その3クラスを追う形で、ウォーロックが11月に入って大きく利用率を伸ばしました。ウォーロックは、《ケレセス公爵》入りズーロックが知られるようになった10月後半から使用率の伸びが顕著だったのですが、11月はローグに迫る人気を博した形となります。
ハンターとシャーマンは、使用率が更に減少してしまいました。パッチ9.1.0で主力カードが弱体化を受けたパラディンとウォリアーと共に、「凍てつく玉座の騎士団」環境では残念ながらあまり伸びなかったクラスであったと言えるでしょう。
「コボルトと秘宝の迷宮」はかなりカードパワーが高いとレビュー段階で言われているだけに、大きく環境が変わることは必至でしょう。現環境トップである翡翠ドルイドやハイランダー(ラザカス)プリーストを崩す新しいデッキタイプが現れるのか、期待したいところです。
デッキタイプ(比率が2%以上のもの)
「はすれこ!」に登録された対戦相手のデッキタイプの情報を元にした、デッキタイプ毎の使用率の推測値です(登録されたデッキタイプの登場比率とヒーロー毎のマッチ数に基づいて推測したもの)。
ハイランダープリースト | 11.7% |
アグロローグ | 11.4% |
翡翠ドルイド | 10.2% |
ズーロック | 9.6% |
ミッドレンジハンター | 6.9% |
アグロドルイド | 6.8% |
進化シャーマン | 5.1% |
シークレットメイジ | 4.9% |
ハンドロック | 3.7% |
ミラクルローグ | 3.7% |
マーロックパラディン | 3.3% |
パイレーツウォリアー | 2.8% |
ドラゴンプリースト | 2.7% |
コントロールメイジ | 2.5% |
ビッグプリースト | 2.0% |
※プリーストの「コンボプリースト」「ミラクルプリースト」は、Track-o-botが判定したデッキタイプですが、今の分類的には「ハイランダープリースト」「ビッグプリースト」に含まれるものが多いのではないかと推測されます。
※「アグロローグ」は、Track-o-botが「ミラクルローグ」と判断したものを含みます。
※「アグロドルイド」には、Track-o-botが「トークンドルイド」と判断したものを含みます。
デッキタイプでは、ハイランダープリースト・アグロローグ・翡翠ドルイド、そしてズーロックの4つのデッキが、利用率的にも頭ひとつ抜けている印象を受けます。
この4デッキが「凍てつく玉座の騎士団」環境を象徴するデッキと言って良さそうです。
おわりに
来月以降も(時間があれば)メタレポートを公開していきたいと思っているので、今後ともよろしくお願いします。